■開催日程/開催時間
2007 11/20(火)〜11/26(月)  写真展
  12:00 〜 20:00 (初日は17:00〜 20:00、最終日は12:00 〜17:00まで)

■展示会タイトル
「 POSSI カンボジア写真展 」

■入場無料

■主催
学生団体POSSI

■プロフィール
2004年5月に武蔵大学・北里大学の学生で設立され、今年で4年目の学生団体です。
現在は、武蔵大学・東京大学・明治学院大学の学生12名で活動中です。
学生団体POSSIの名は「可能性」という意味の「Possibility」からとりました。POSSIの活動の中で出会う人々すべてにとって、POSSIがその人の可能性を広げる存在であるように、との思いを込めています。
カンボジアと日本で出会う人たちに、「考えるキッカケ」を作りたいという思い出活動しています。中学校でのディスカッション形式の授業、映像自主制作と放映、カンボジアでのワークショップ、そして今回のような写真展の開催を軸に活動しています。
連絡先→possi_japan@yahoo.co.jp

■開催内容について
みなさんはカンボジアについてどんなイメージを持っていますか。
地雷・治安が悪い・不衛生、など暗く悲しいいイメージでしょうか?
今は観光客も多く経済も発展してきており、明るい笑顔や、たくましい生活でしょうか?
この写真の女の子には、この夏カンボジアへ取材に行った時に
プノンペン郊外のアンドン村のお寺にて会いました。
写真は、食べられる木の実を採ろうとしているところです。
(この実は甘みも水分も少なく、おいしいとは言えない味でしたが)
アンドン村には、土地開発のためにプノンペンの貧民街から
去年の夏に強制移住させられた人たちが住んでいます。
家も水も食料も仕事も、当てのないまま移り住んできたために、
この村に好きで住んでいる人はあまりおらず、村に活気もありません。
暗い大人たちとは対照的に、この子たちは元気でした。
辛い環境にもすぐに適応して、こんなにも明るい子どもたちと接することで
逆にこんな環境に追いやられた理由を考えさせられてしまいました。
この子の可愛らしさだけを受け取ってしまったら、問題が忘れられてしまう、
という危機感にも似た気持ちからだと思います。
結局は個人で解決できない大きな問題に帰着するかも知れませんが、それでも
私たちは考えることをやめ台で欲しいと考えています。
当ギャラリーでカンボジア人たちのたくましたや健気さ、強さや弱さを見ることで、何が彼らにそうさせるのかを考えてみてください。
24日・25日の15:00〜16:30に、ディスカッションなどのワークショップを実施します。興味のある方は、是非ご参加下さい!もちろん、この時間も写真展は開催しております。
※写真は、すべてPOSSIメンバーが撮影したものです。(注)私たちは、写真を専門に勉強している学生ではなく、想いを伝える手段として写真を使っています。メンバーの心が動いた瞬間・伝えたい想いをこめた写真を展示し、来場者の方と意見交換などもしたいと考えています。

■今後の予定
今後は、埼玉県の中学校を中心に大学生約30人対中学生約150人規模の授業を行う予定です。メンバーが、カンボジアを訪問する中で感じた思いやPOSSIで活動している中で感じた思いをもとに、ディスカッション形式の授業を実施したいと思います。POSSIの想いや企画に興味のある学生の方、是非ご連絡下さい!

■ホームページ